不満を生み出す空気 Vol 2 「私はみんなの不満を代弁しているだけです」

不満を生み出す空気 Vol 2 「私はみんなの不満を代弁しているだけです」

ウェット過ぎる人間関係、同調圧力、管理者の思考停止、個性を発揮できない環境、忖度する文化・・・
これらを生み出しているのは”空気”です。

職場に蔓延する不平不満、その源泉は「空気」かもしれません。


自分自身が抱えている不満を「皆が不満を持っている」ことに仕立て上げて表明する人がいます。そして「自分は皆の不満を代弁しているだけ」という演出をするのです。

上のイラストの主任は、一見「課内に不満が生じないように」課長に進言しているようですが、実は自分が抱えている不満を他の人が抱えている不満のように表現しながら、実際にはない不満を生み出す空気を作っているのです。

「部署内に不満がある。」とか「皆がそういっている。」という表現で、不満をぶつけてくる人に対しては、誰がどのような状況で話した不満なのか、詳しく確認することが大切です。そして、良からぬ空気が蔓延しないよう、積極的に方向性を示し説明を繰り返すことで、職場の人たちから理解と賛同を得る努力をすることも大切です。

※本記事は、2023年6月23日に投稿された記事のリメイク版です。


空気を治めるリーダーシップ基礎講座
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