不満を生み出す空気 Vol 4 「刺激的な言葉で世論をつくる」

不満を生み出す空気 Vol 4 「刺激的な言葉で世論をつくる」

ウェット過ぎる人間関係、同調圧力、管理者の思考停止、個性を発揮できない環境、忖度する文化・・・
これらを生み出しているのは”空気”です。


職場や友人関係などのコミュニティに、嘘や思い込みを語ることで世論を作りだす人がいます。

世論を作る人というのは、自己保身や責任転嫁のために、コミュニティの中に仮想の敵を生み出し、人々がその人を敵のように悪く評価するようにしむけます。


自分を被害者に仕立てるのは、典型的な方法です。
「自分はあの人のせいで損を被った」「あの人に傷つけられた」という話はインパクトが大きく、聞く人の感情が揺さぶられがちですが、意図的に恣意的に作りだされた世論に流されないよう注意しなければなりません。
後から、あの発言は嘘だったと分かっても、一度インプットされた認識は、なかなか修正できません。初めから、誰かの刺激的な言葉や振る舞いに過剰反応しないことが大切です。