組織運営

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会社や組織を’私物化’しないために

「権力は人を変える」と言いますが、組織のトップに立つということは、責任を負うと同時に決定権を担う訳ですから、ある意味必然だと思います。むしろ、変わらなければ、ならないのです。リーダーが一般のメンバーと同じ責任感や判断、行動では困りますから、当然リーダーには相応しい変化が求められます。 しかし、「どのように変わるか」が重要なポイントです。今日は、私利私欲に走らず、組織や人々に有益をもたらすリーダーと […]

あなたはオトナの社員orコドモの社員?~オトナの社員だけがオトナの組織を作れる~

「オトナの会社、コドモの会社」 私が人事コンサルティング業界で働き始めた頃、感銘を受けた著書の1つに、『オトナの会社、コドモの会社』(ダイアモンド社,高橋俊介著,1997年)があります。多くの企業に見られる人材と組織の諸問題を”成熟度”という観点で浮彫にして、分かり易い表現で解説されていました。 ざっくりとオトナの会社とコドモの会社の特徴を挙げるとすると、 オトナの会社: […]

支配欲が強いリーダーが統率力を高めるための3つのポイント

色んなタイプのリーダーと接してきましたが、責任感が強く、意識が高いリーダーほど、統率力があり、組織をコントロールする力が強い傾向にあると思います。責任感が強いというのは素晴らしいことですが、強すぎるとつい「失敗ができない」「絶対に成果を出す」という意識になり、過度の現場介入によって社員やメンバーと衝突してしまうことも少なくありません。 支配欲が強いリーダーは、初めは組織に有益をもたらしていることが […]

劣等感の強い人材が部署やチームをダメにするリスク

私は仕事柄、大学や短大の就職ガイダンスやキャリアセミナーで、就職活動の指南をさせていただく機会があるのですが、その際、学生の皆さんに「もし今、何かのコンプレックスに苛まれているのであれば、卒業する前にできる限り克服しましょう。」とお話することがあります。 「そんなの当たり前のことでは?」と思われる方々もいらっしゃると思います。 そのような方々は、コンプレックスが強いことで「本人が他人と自分を比較し […]

タフさは鈍さの裏返し? タフな人ほど「共感」マネジメントを会得しよう

 組織の中で頭角を現す人というのは、熱心だったり、仕事が早かったり、精神的にもタフな人が多いものです。  特に「先が見えない時代」と言われている昨今では、どの業界どの職種だとしても、手さぐりで仕事を進めなければいけない局面が多くなっているので、精神的な健全度やストレスに対する耐性がとても大切だと言えます。しかし、そういう方々が組織の中で昇進し、部下や後輩のマネジメントに当たるようになったら、必ずマ […]

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