今年こそ賢く新年の目標を立てよう!目標の立て方と達成のコツ

今年こそ賢く新年の目標を立てよう!目標の立て方と達成のコツ

はじめに

2022年が始まりました!皆さん、新年の抱負や目標は決まりましたか?今回は、目標をもう決めた人にも、まだの人にもお伝えしたい、賢い目標の立て方と達成のコツについてお伝えします。

「しないこと・減らした方がいいこと」を決める

目標を立てる前に、自分を振り返り「しないこと・減らした方がいいこと」について考えてみましょう。

新しいことを始めるためには、今までやっていた何かを削ったり、やめたりしなければ時間の使い方も行動も変えることはできません。

例えば時間の使い方で考えると、スマホでSNSや動画を際限なく見ること、ついネットショッピングでモノを長時間探してしまうこと、もっと他の時間に使っても良いかなと思うことは誰しもあると思います。時間に限らず、お金の使い方や健康管理などでも同じです。

自分の行動や時間の使い方を振り返り、「しないこと・減らした方が良いこと」をリスト化して、何故それをしない方が良いのか、減らした方が良いのかを、理由付けしていきます。もちろん、リラックスする時間や楽しみにしていることまで削る必要はありません。

自分にとって必要なことの優先順位を付け、しなくても良いと思えることは完全になくしてしまいましょう。部屋を掃除して要らないものを捨てるとスッキリするように、自分自身をスッキリさせることで、新しいことをする気力と余裕が生まれてきます。

目的を持って目標を決める

「1年の目標」というと、「10㎏減量する」「TOEICで700点取る」「朝5時に起きる」など、「何をするか」に終始しがちですが、大切なのは「何故それをするのか」というもっと根本的な「目的」です。

例を出して考えてみましょう。

Aさんはいつもは7時に起きますが、今年から朝活をしようと「朝5時に起きる」を新年の目標にしました。朝5時に起きれたら、ゆっくりお茶を飲んで読書して、少しジョギングもして・・・など、良いことがたくさん起こりそう。初めの3日間はやる気を出して頑張ったのですが、やってみると朝はぼんやりして本は読めないし、1月の朝は寒くてジョギングなんかできない、日中いつも寝不足を感じて仕事もミスしそうになるし、やっぱり朝5時は無理があったのかも・・・と新年の目標が早くも挫折しそうです。

Aさんの問題点はどこでしょうか?

「目的」が明確になかったことです。

「朝5時に起きる」は「朝活をする」ためでした。朝活をする目的として「インプットの時間を確保する」「運動不足を解消する」など明確なものがあれば、高いモチベーションで目標に取り組めたでしょう。もしくは、起床時間を2時間早めて朝活をするよりも、もっと良い方法を思いついていたかもしれません。

目標は目的のための1つの到達点であり「手段」とも言えます。この関係が分からなければ、目標を失うと同時に目的まで失ってしまいます。

とは言え、目標の方が思いつく場合もあると思います。その場合は何故その目標を思いついたのか、自分が何を目的としているのかまで掘り下げて考えてみましょう。

目標「ラジオ英会話で毎日勉強する」
→英会話ができるようになりたい
→英語圏の人と新しいコミュニティを作りたい
→視野を広げ、幅広い思考ができる自分になりたい

など、深掘りしていくと、自分の思考の整理にもなり、何を根本に願っているのか、真の目的が見えてきます。立ち戻れる根本の部分ができているので、芯の通った考えができて、モチベーションを保てるようになります。

定期的に振り返りの時間を持つ

目的がはっきり見えたら、立てた目標に対し、期間を決めて区切り、到達したいことを決めていきます。これがチェックポイントになります。

新しく始めることなら、最初の1~3ヶ月は、調整しつつ習慣付けていく期間になります。試行錯誤の期間と捉えても良いでしょう。

一定期間を過ぎたら、チェックポイントで到達点と照らし合わせ、上手くいっていればそのまま続け、上手くいかなければ目的に立ち戻り、軌道修正します。

これで目標を忘れることもなくなりますし、自分の状況をを客観的に把握することができます。

企画やプロジェクトを進めていく時のことを考えてみてください。計画を立てたら、定期的に会議を行ない、与えられた役割毎に進捗を確認して、遅れがあったら問題になっていることを洗い出して解決の方法を考え、スケジュールを調整してくのではないでしょうか。

それと同じく、目標に対して何か計画を立てたのなら、1つのプロジェクトだと思って取り組んでみましょう。

アメリカのタイムマネジメントの権威であるデビット・アレン氏は、1つの物事に対し、20~50の段階に区分するようにアドバイスしています。細分化することで、自分がしようとすることへのイメージが明らかになり、進捗を見える化することができます。

目標は立てたからといって、漠然と成される訳ではありません。自分が実際に行動するイメージをはっきり持つことで、確実に成し遂げられるようになります。

目標達成を助ける方法4選

目標達成のため、モチベーションを保ってコツコツ頑張っていくのは結構大変です。ここでは目標達成を助けてくれる4つの方法をお伝えします。

紙に書いて見えるところに張っておく

ベタな方法ですが、ものすごく効果があります。

まず、紙に書くことで、脳に深く記憶されるようになります。入力よりも手を動かして書く方が、脳の記憶領域をより活発化させ、同時に複数の領域を使うからです。

そして、脳の働きの1つに、先に見たものに刺激されて行動が影響を受けるという「プライミング効果」があります。目標として書かれた文字を見ることで、無意識の内にそれに沿った行動をしようと脳が司令を下します。プライミング効果は、広告やマーケティングの世界でよく使われています。

また、家の中に貼っておくと、同居人から話題にされることもあるでしょう。その都度説明したり、話すことで自分の感情や状況の整理ができます。モチベーションが落ちていても、話している内に初心を思い出し、また頑張ろうという気持ちが戻る場合もあります。

手で書いて、見えるところに貼っておくことで、脳の潜在能力を引き出し、モチベーションを保つ助けになります。

短い日記を付ける

1~3行で良いので短い日記を付けてみましょう。1日の終わりに簡単に振り返る時間を持つことで、明日どうするかを考えることになり、持続する助けになります。また、期間毎の振り返りの時に読むと、自分の気持ちや行動の根拠、変化の過程が見えるようになり、問題の解決や、次の段階を決めるアイデアに繋がります。

サークルやSNSで仲間を探す

同じ目標や志を持った人同士が集まるサークルや、SNSに参加することは、モチベーションを保つ助けになります。自分の成果を見てもらえますし、情報交換して知識を増やしたり、先達からアドバイスをもらえたり。

より自分に合ったコミュニティを見つけることで、継続化でき、目標達成することが楽しくなります。人と一緒の方が頑張れる人にはおすすめです。

アプリやWebツールを使う

今は目標達成や習慣化のためのアプリやWebツールが、多様にリリースされています。

自分が目標とする分野に特化したもの、自治体や企業と共同で開発されているもの。SNS機能が付いていて、ユーザー同士で交流ができたり、イベントが定期的に行なわれたり、ツール毎に楽しくできるように工夫されています。自分に合ったアプリを探すのも楽しい作業です。

終わりに

今回は、賢い目標の立て方と達成のコツについてお伝えしました。

この中で、大事なものを1つ挙げるとすればやはり「目的」です。目的が弱いと、人の意見や状況に流され、せっかく立てた目標を見失ってしまいます。目的がはっきりしていれば、それが原動力になり、少し崩れても立て直すことができ、継続していけます。

かく言う私は去年、ラジオ英会話の継続に失敗しました。目的なくとにかく聞き続けることを目標にしていたからです。この記事を書いたからには、今年は時間をかけてでも「目的」を明確にして、必ず目標を達成する1年にしていかねば!と決意を新たにしております。

この記事がみなさんの目標達成のお役に立てれば幸いです。

目的や新しいことを継続することについては以下の記事でも紹介されています。こちらもぜひお読みください!

「目標」を「目的」と考える残念な人の末路
https://leadershipdock.net/post-2080/

目的意識が明確なリーダーと曖昧なリーダーの違い
https://leadershipdock.net/post-2063/

三日坊主はもう卒業!新しいことに挑戦する時、知っておきたいコツとは?
https://leadershipdock.net/post-1411/

【参考】
1.『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』,ロルフ・ドベリ著,安原実津訳,サンマーク出版

2.なぜ目標を紙に書く人は年収が10倍になるのか,中島 輝,プレジデント ウーマンコラム(https://president.jp/articles/-/31824)